歯が痛い!!(歯周病)

1月の7日だか8日くらいから、右奥歯が相当痛い。実は、去年の秋ぐらいから、冷たい飲み物が沁みたり、右奥歯で硬いものを噛むとえらく痛かったりしてたんですが、歯医者さんが怖かったからか認知の不協和か、自分は大丈夫、と根拠無く思ってほっぱらかしになってました。で今回の痛みは、最初「なんじゃこりゃ、だいぶ痛いじゃないの?」って程度だったんですが、10日の金曜日くらいから洒落にならない痛さにバージョンアップ、相当酷い虫歯になってるんじゃないかと覚悟して、11日の土曜日に近所の歯医者に行ってきました。

で、診断結果は「虫歯一本“も”ありません。しかし、歯周病がそこそこ進んでいます。痛さはそれによる知覚過敏です。」

がーん、なんですと?歯周病って平たく言ったら歯槽膿漏か?歯も碌に磨かず、口臭いままほっぱらかしにしているオヤジやばばぁのなる病気じゃね?と、わたくしの自尊心は粉々に打ち砕かれ、而して歯は痛いし、痛みの対症療法は痛み止めの服用くらいしかないし。一応、右上奥歯の歯茎が出てる部分をセメントかなんかで保護する処置をしてもらって家に帰りました。

まぁ、ロキソニンの良く効くこと。で、飲んでりゃ大丈夫なんで、翌日曜日は豊田でボルダリング。しかし、12日の月曜日に病態は急変、今度は顎まで腫れてきて、口を空けられなくなり、まともな食事が不可能に。しかも、命の綱のヤク(ロキソニン)が切れてもう大変。近所の薬局は、調剤薬局なんですが、祝日は調剤コーナーはおやすみ。みっともなく毒づいて帰ってきました。女房殿が知恵を巡らせて、日曜・祝日も診療を行っている西能整形外科付属の調剤薬局ならやってるんじゃないの、って調べてくれて、やっていた!!スグに買いに行って、一粒飲んだら一息つきました。切れたらホントに人格が変わってしまうほど痛い。西能さんを思い出してくれた女房には、感謝やなぁ。

で、一週間ヤクを投入しながら、会社で仕事して家ではすぐに寝て、ヤクが切れたら夜中に起きてまた飲んで、朝会社に行く前にまた飲んで。一応、火曜日に急遽歯医者さんに行って再度診てもらったら「ジスロマック処方しましょう」ってんで火曜日からはそれを飲んでみましたが、効いているのか居ないのか、症状は少しずつ悪化していきます。ってことは、飲まなかったら阿鼻叫喚の嵐の底に沈んでいたのかもしれません。木曜日のお昼に会社を抜け出して、掛かり付けの内科を訪ねたら、「耳下腺が腫れていない、顎下腺だけだし、熱も無いか微熱程度だし、流行性耳下腺炎とか反復性耳下腺炎等のウィルス性疾患の可能性はきわめて低いよ、ジスロマック効いてくるまで、修行だね」ってな感じで言われました。

で結局この週末も、ヤクを投入(既に1錠では効かないから2錠、副作用よりも俺様のQOLが大事だ!!)しつつ何とか過ごしています。ま、6〜8時間に一回頓服してるわけです。食事は、具を細かく刻んだ雑炊か、クタクタに煮込んだうどん。会社の昼飯はウィーダーインゼリー。早く口を大きく空けて肉や野菜や白飯を頬張りたいです。

歯周病、少し調べてみました。まず、大なり小なり年齢を重ねたら罹るもんだ、ということです。症状がどの程度で、治療を要するのか要しないのか、要するとしてどの程度のものを要するのか、ってのは千差万別。まぁトンデモの入り込む余地もそれなりに大きそうな感じ。

兎に角症状が現われたら、歯垢・歯石をとり、口腔内をきちんとケアし、清潔を保ち、後は対症療法を行って症状の落ち着きを待つ。自分のように顎下腺等が炎症を起こすようなら、ジスロマックを何クールか投与する。場合によっては、歯茎を切開して、完全に病巣を掻爬してしまう、とか、レーザーを当てる、とかすることもあるようです。

痛みが治まらずどうしようもない場合は歯神経を抜く、歯を抜く、とかも行われるようです。まぁそこまで行かずに済むように如何に症状をコントロールするか、が歯医者さんの腕の見せ所、です。

そして、歯が丈夫で虫歯のない人も、虫歯一杯治療した人も、この病気で症状が出るかでないかは、あんまり関係ないそうな。むしろ自分みたいに「オレ様、虫歯なんて生まれてこの方一回もなったこと無いZE、ひゃっはー!!」等と思い上がってるほうが危険らしい。年に一回くらいは、歯垢・歯石を取りに、また歯周ポケットの様子を確認するため、歯医者さんに行った方が良いとのことでした。何か年一回の健康診断と似てますね。兎に角症状が出たら大変です。みなさん、気をつけて。さもないと、私のように登れない時間がたくさん出来てしまうかも。