膝をやっちまった白妙橋

日曜日は3時半にgeckoを出発、一路奥多摩を目指す。geckoでシュラフにくるまって寝たけど、チョット寒かった。シュラフシーツとカバーがあれば良かったかな。心配だった雪も大したことなく、順調に青梅インターに8時前に到着。抜けるような青空。でも寒い。

女王様とおっしーを御岳に降ろして、将棋大魔王氏とタカちゃんと俺は白妙橋に向かう。岩場は、日陰で寒い。俺の目指す5.11bの何たら(ルート名を忘れてしまった)は、支点整備中で登攀禁止。仕方ないので、もう一本ある5.11bを登ることにした。

アップでタカちゃんがヌンチャク掛けた後取り付くけど、岩が冷たくてギブアップ。焼き石作って再度取り付くが、2ピン目から上が取れない。狭いキョンで行くのが正解らしい。そういえば、タカちゃん、一回テンション入れて直ちにキョンで抜けてたよね、と思い出す。が、ジムですらほとんどキョンしない俺(基本正対ひきつけ・ハイステップ、たまにカウンターやダイアゴナル)には、結構難しい。でも、何度か試したら行けそうな感じになった。俺にとっては、禁セプよりも確実に難しいが、慣れない石灰岩も面白くなってきた。どうやら、石灰岩のグレード+1が鳳来のグレード、というのは、俺の今の実力らしい。5.11bが良い塩梅に面白いです。

で、最上部も、体倒してヒョイと右手を出す感じが解ったので、4回目のトライでRPだ、と思って取り付いたが…。左足深キョンで左手カチを取りに言った瞬間、左膝からバキッと音が!! 一瞬痛い、と思ったけど、そのときは痛みはほとんどなかった。でも再度キョンするとやや痛くて力が入らない感じ。やっちまったらしい。

結局、将棋大魔王氏もウォー登れず、タカちゃんは半分遊んで(でもずば抜けて強い、当たり前か)、俺は膝をぶっ壊して、初めての白妙橋は終わっていってしまった。女王様とおっしーは、暗くなっても登りまくって、迎えに行ったタカちゃんも登りまくって、俺は車で待ちぼうけ。

膝は、多分内側側副靭帯を伸ばして(完全に切れたわけじゃないと思う)、半月版も多少(もしかするとかなりかも)やられたんじゃないかと思う。今日、接骨院に行ってみようと思うが、多分手術まで必要だとは思わない。1週間は経過観察かな。それでどうも良くなさそうなら、整形外科に行くか…。

キョンは危険だ。しかし、キョンを使わざるを得ない場面も出てくるし、困った。股関節や膝周りがもうチョット柔軟なら、あの程度のキョンで膝をパキるなんてあり得んと思う。股関節や膝周りのストレッチは、大切だと身に染みております。