年内はムリかも…

日曜日は、富山最強の一人Iさんと2人で鳳来。鳳来で元geckoメンバーのアイスマンとS君と落ち合う。彼らは、リードの外岩そのものが殆ど初めて。仕事の関係で向こうに帰って、実家近所の恐るべき養成所に通っているらしいので、富山にいた頃からどんな変貌を遂げているかちょっと楽しみである。

岩場はもうパリパリ、噛み付かれるくらいにバチ効き。でも、感覚がなくなるほどの冷たさは無く、登っても全く汗をかかない、ビレーはちょっと寒いけど登るとちょうど良い、というこれ以上ない最高のコンディション。でも登れませんでした。核心突入一手目でエネルギーゲージが一気にマイナスになって、ダメ。テンション入れたら簡単なのに…。Iさんもラーマ登れず。ま、自分とはレベルが違うのだけど、なかなか思うように登らせてくれないのがまた楽しいと言う、悲しいクライマーの性は同じみたいですな。

しかし、今回改めて思ったけど、ネコ目マッチホールドをスタートとしてリップのガバを終了点としたら、geckoのテープで言ったら多分黄色(4級)。赤(3級)ではない。そのくらいなのに、下から通してきたら行けない弱虫であります。短いインターバルで黄色を数多く登る、その間にキャンパシングで保持力と引き付け力を強化する、そして次回に備えるしかない。やっぱもう一回来なければ…。

アイスマン達は、ナカナカ厳しい鳳来の先例を浴びて、ショボンとしているかと思ったら「ぜったいつぎはのぼってやらぁ、またきます。」と言って元気よく帰路に着いて行った。また岩場で会おう。多分ボルダリングはジムでも岩場でも俺よりもずっと強いはずだが、リードの登りが出来ていない。ちょっとしたコツを掴めば、ま、あっと言う間に追い越されると思うが、今はちょっと偉そうにアドバイスできるかな。

11月初旬とは思えない寒い日が続いているけど、何とかもう一回鳳来に来たい、と思った今回の遠征でありました。うーむ…。