今年のお盆は散々な天気だった。うちの会は、山行計画ほぼ全滅。辛うじてボーダーT氏が空木等を回ってきたくらい。それでも、悪天候に突撃してなんかあるよりは良いだろう。山は、「無事帰ってきてナンボ」だと思う。思わぬ気の緩みからとんでもない怪我をしたせいか、とにかく無事に帰らないと行かんヨ、と強く思うようになった。昨日も金木戸川で死亡事故のニューズが入ってきているし、こんな事態では「無理は禁物」である。
それにしても今年の8月の天気は悪い。今日、富山地方鉄道千垣駅の手前で土砂崩れにより不通、平行する県道も同じく土砂崩れで不通。先日は白馬の葱平で土砂崩れで1名死亡等々、「ここはそこまで危険だとは思っていなかった」というところで災害に見舞われている。
山に入るときは、今と明日の天気だけじゃなく、ここ数週間の天候も考慮し、十分注意したいものだ。そういえば去年も折立からの下山のおり林道が豪雨で通行止めになって、えらい目にあったんだよな。山にいるときだけじゃなく、その前後の危険もきちんと回避出来るよう、想像力を働かせたいものである。大変なことになっているのに、集団心理でポケっとするのだけはいかんです。