土日は二日とも午後から雨、あたしゃ二日とも雑穀谷でクライミング。土曜日はかのうさんと、日曜日は米澤さんと。土曜日の労山隊は *1 ザクロ谷上部ゴルジュ。何処までチャレンジできるか、楽しみである。でも、一発で大日平まで抜けた!!なんて聞いたら、ちょっとショックかも。

<8月26日追記>
核心部の少し手前で引き返したということだ。残念というかホッとしたと言うか、来シーズンの宿題ができた。宿題提出には是非とも参加したいモンだ。
</追記>

土曜日は、かのうさんとまずは堰堤フェース。初めてリードで登る。途中一回神の足がハーケンを足場にしてしまったのと、神の手がヌンチャク掴んでA0。ま、それでもなんとか上まで行けたのは良し。次回はキッチリルールに則ってリードしたい。2回目はかのうさん行くかな?と思ったが「上のギア、回収にトップロープで登ります?」で、トップロープで上のガチャを回収するため登る。さっき、神の足・神の手を使ったところを観察、次回の参考にする。
雑穀は早々に切り上げ、アルペン村ボルダーに向かう。かのうさん、こっちが今日のやりたいメインだったみたい。アルペン村の向かい、横江温泉の裏手の作業道入り口(チェーンが張ってある)にクルマを停め、作業道をしばし進みヤブ漕ぎちょっとで、ぽっかり目指す岩(石?)に到着。
早速最初のプロブレムに挑戦、ありゃ?30cm離陸しただけで、つぎの一手に進めん!!数度トライして漸くクリア、なる程なかなか面白い。最初のプロブレムのとなりにまたまた挑戦、こっちも一撃は出来なかったが何とかクリア。
石の上は風が実に気持良い。石の上にはボルトが打ってあって、支点に出来る。俺のようなヘタレのために、トップロープを張れるようになっているのである。今度は、向こう側の角にまわって新しいプロブレムに挑戦。こっちは、核心で落ちたら1m以上あるんで、トップロープで挑戦させてもらう。まだまだ飛び降りは厳禁である。トップロープだと、最初の二つよりも明らかに難しいのだが、割りとスムーズにクリア。飛び降りれるようになったら、素手で挑戦したいもんである。
さて、かのうさん、私が今クリアしたプロブレムの隣に挑戦。これは見るからに難しい。核心を抜けるための足場は判るが、それに対応する手のホールドがない。あと少し!!と言うところまで行ったが残念、次回に持ち越しとなりました。
なかなか、ボルダリングは面白い。9月か10月になって、多少の飛び降りが可能になったら、是非とも勝山ボルダーに行きたい。
で、土曜日の労山ザクロ上部ゴル隊は、核心部辺りで引き返しだった。今回は、偵察なのでビバークの準備をして、大日平まで抜けるのは次回。そんときは、何とか全快して間に合いたいもんである。
日曜日は、米澤さんと雑穀谷でクライミング。雑穀谷に行ったら、昨日のザクロのメンバーも揃って来た。私と米澤さんはBフェースでマルチピッチ。1ピッチと3ピッチは私がリード、2ピッチ目が米澤さんリード。ツルベで最上部まで上がる。最終ピッチで一回考えこむが、ちょっと右目でリッジを登ってなかなか面白かった。
Bでマルチをやったら、私はテンパイ。昨日もやってるので、思った以上に疲れてしまった。とくに、右足に体重をかけるスタンスが苦しい。痛みは無いが、力が入らないので、情ないことだが後はビレーに徹することにした。で、米澤さん、サンセットに挑戦。前回彼は殆んど離陸できなかったので、是非ともリベンジを!!結果は、ヌンチャク掴みマクリだが、終了点まで登って懸垂下降。離陸できなかった屈辱は晴らせたみたい。
最後は、ザクロ隊の堰堤フェースを見学。米澤さんは最後にトップロープで登る。タフです。全員登って懸垂中に雨が降り出す。ちょうど好い加減でお開きとなりました。
だいぶ足の状態は良くなった。もうちょっと。堰堤をリードできた(とは言えないかも知れんが…)のは収穫。Bフェースの最終ピッチでも、手順を考えながらぶら下がっている余裕が出来たのは、嬉しいことである。ようやく、去年の冬から3月いっぱい桜ヶ池 に通っていた成果が出てきたのかな。

*1:リンク先は大ちゃんの渓流釣り、釣り師のみならず沢屋にも必見サイトです。