民法の改正

各紙の報道によると(朝日新聞 読売新聞 毎日新聞
朝日新聞の記事引用

「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子」と推定する民法772条の規定を議員立法で見直そうとする与党プロジェクトチーム(PT)の動きに対し、長勢法相は6日の閣議後会見で「性道徳や貞操義務についても考えないとならない」と述べた。法務省は同日に一部見直しをする民事局長通達案を正式発表。同省側は「通達を出せば立法は必要ない」と対決姿勢を強めている。

 民事局長通達案は「離婚後に懐胎したことが証明できた場合」に限って「現夫の子」と認める案。対するPTの特例新法案は、前夫との離婚が成立する前に懐胎した場合でもDNA鑑定などで現夫の子と認められ、救済範囲が広い。

 長勢法相はPT案を「民法の根幹を真っ向から違う仕組みにするもの」と批判。「再婚禁止期間短縮」問題も含めて「日本の家族をつくり変えようという国民の理解があるとは思えない」とした。

いやぁ、びっくり。わが郷土の誇りとする法務大臣閣下におかれては、なんと言うすばらしい見解をお持ちなのか。アタシャいくそってしまったわい。
だいたいにおいて、離婚する夫婦なんてのは、離婚間近では既に破綻した関係なのが普通だし、美しき日本の伝統に従うなら、生まれてくる子の父親を決める(何も生物学的に、と限定しない)のは、女(母)の権利なのに。与党のプロジェクトチームがまとめている案でもあたしゃおかしいと思っているのに、更にこんな考えを持つ人が国の枢要な位置にイルトハ。日本の将来、富山県の将来はだいぶ暗いと見た。

離婚後再婚までの待機期間は0(男は元々「待機期間」なんてないし、女にも必要ない) DNA鑑定なんて野暮なことは言わずに、生まれるこの父親を指名するのは母の権利(義務)。 というのが、正しい民法の改正方針だと思うのは俺だけか?