鳳来、三度目の正直

やっと留年(5.11d)をRPできました。三度目の正直(トライ数じゃないよ)でした。トライ数は、言うのも恥ずかしいくらい。

鳳来の岩場は、何度行っても良いところだと思う。今回は、富山を出るときは強めの雨が降っていて、正直天候はどうなるか心配だったが、予報を信じ行ってきて良かった。留年ごときで、こんなに引っかかっていてはどうしようもないんだろうけど、登れたときはやっぱ格別にうれしい。初日の5回目のトライでやっと。登れたときのトライでは「こんなに簡単だったんだ、いったい何をしてたんだろう」と思うくらいスラリと登れてしまった。一回解決したムーヴはシッカリ覚えてしまわないとイカン、と言うことをイヤと言うほど思い知らされた三回目の鳳来でした。核心部をテキトウに行っても行けてしまうくらい強くなれば良いんだろうけど…。ま、そうなったら二つ三つ上のグレードを登れるはずなんだろうね。

さて、次回はファースト(5.12a)と卒業(5.12b)と今回手も足も出なかった大洪水(5.11d)が目標になった。そして「5.12aを登る」ことは、夢じゃなくて明確な目標になった、と言うことでもありました。

それにしても、もう暑い季節なのに「沢に行きたい」と思わないのはどうしたことだろう。沢に行くよりも7月にもう一回鳳来に行くチャンスが欲しい、8月でも良いよ、とさえ思ってしまう。クライミングと言うスポーツは中毒を起こす、と聞いてはいたけど、どうやら本当らしい。