三回目(今季、しかも三週連続)の鳳来

日曜日は、三週連続今季三回目の鳳来。メンバーは俺とのケイスケとgeckoのタカちゃん。俺は卒業(5.12b)、ケイスケは大洪水(5.11d)、タカちゃんはガンジャ(5.13d)。他の二人はまぁ若いけど、俺なんか良い年こいたオヤジがナニやってんだか、自分でも呆れてしまう。が、遠征費用は4000円くらいですむし、他に趣味もないし、クライミングは良い道楽だと思う。(そう思うのは、自分だけ?)

21時富山市出発、高山を過ぎる頃から小雨模様。下呂を過ぎ中津川に入っても小雨(霧雨)、設楽に出ても小雨は止まない。朝起きてみると、小雨は止んでいたけど路面は濡れていて結構寒い。これはコンディション悪いか?でも乳岩の駐車場6時30分頃到着で既に半分近く車が入っている。7時30分で最後の一台だったらしい。一般人に混じっていると目立たないが、まぁそれだけアホがいっぱい(自分らも含め)居るということらしい。

岩場に着いてみると、岩はマズマズ乾いていて良い感じ。まずは卒業(5.12b)にヌンチャクを掛ける。アップはヌンチャク掛け。他人のヌンチャクを当てにしたら、先週の二の舞になりそうなので、自分のを朝イチで掛ける。あわよくば、ヌンチャク掛けでRPとも一瞬思ったけど、さすがにそこまで俺は強くなかった。核心4手目でヌンチャクかけて堪らずテンション。まぁここであんまり頑張りすぎてもね。午前中は日差しが眩しくホールドも見難いから、のんびりゆっくりレスト、日差しが岩の向こうに翳ったところでトライ開始。一トライ目は核心中盤でフォール、二トライ目は核心最後のガバ取りで空を掴んでフォール、惜しい!!

去年初めてここに来た頃は、わけもわからず留年(5.11d)にマシンガントライしていたけど、今はそれができない。それを許してくれるほど卒業(5.12b)は甘くない(俺は強くない)。で、タカちゃんのガンジャ(5.13d)トライをビレーしたりハイカラに集う化け物たちのトライ(まぁ、何度見ても人間ワザじゃないね)を見学したり、がっかりエリアでケイスケのトライを見学したりで過ごす。

3時を過ぎて、もう次が最後のトライということで気合いを入れてスタートする。でも、回復していないのが自分でもわかる。こりゃ宿題確実だな、と思いながら、自分の前の人の卒業トライで自分の使っていないガバホールドを発見したので、それを使ってみると「こりゃ楽だ」って感じで核心手前に到達する。ここから一つ上ってクリップ、その後ドガバを掴むまでの7手(人によっては6手か?)が核心になる。ドガバに向かって進むが、4手目のアンダーでもうアタマは真っ白、最後のガバを掴んだ瞬間なんか、今思い出しても鳥肌が立つほど気持ちよかった。で目出度くRP。これで岩場・板場双方のグレード更新でありました。うーん満足!!