青海の岩場

火曜日(29日)は、鳳来から中一日で疲れも抜けてないけど、のケイスケと青海の岩場。ケイスケはジャニスの祈り(5.11+)とサスペリア(5.11b)をあっさりとRP、強さを見せつけ、鳳来の鬱憤を晴らしていた。俺はサスペリア(5.11b)をRPできず、弱さをみせてしまった。

俺たち二人以外は誰も居ない岩場ってのは、どうも気合いが入らない。一方ケイスケは誰も居ないと集中できるらしく、絶好調のようである。ま、元々彼はツヨツヨクライマーなので、実力さえ発揮できたら今頃は5.12台の半ば以上は登っているはず。俺はヨワヨワクライマーなのに、集中力と火事場のクソ力のみで5.12台の大台に乗っかてしまった。クライミング、特にリードはメンタルの占める要素が5割を超えるんじゃないかと思うこの頃です。特に後半に核心の来るルートは、そうなんだろうな。だからこそリードは面白く、特に長く、後半が辛いルートは好きですね。で、俺は出足核心ってのが大嫌いです。

例によって岩場の写真が無いのはあれだけど、適当に検索して雰囲気を掴んでください。青海の岩場は、小さいけどホント良い岩場だと思います。石灰岩の垂壁から薄かぶり(+10度まで)で、カチ、アンダー、サイド、スローパー、フレーク、ポッケ等々とホールドも多彩。未だそんなに色んなルートに手をつけたわけじゃないけど、ガストンでグイっと引き上げるムーブが多いかな。足があまり良くなく、開拓した人は二子の練習にと思って拓いたとか。明星にてでかいクライミングをした帰りなんかだったら、遠くから来てもそれなりに価値があると思います。トポは95年ごろの「岩と雪」にクロニクルとして載っている筈?