今期5度目の鳳来

日曜日(6月1日)は、今期5度目の鳳来。今回は何時ものタカちゃん・ケイスケ・エモさんにgeckoのリーダー的存在、将棋大魔王の5人。鳳来は、前日の雨の影響でチョット濡れて(水が滴っているところも)いたけど、まぁ時間が経つにつれ状態も良くなってきた。

今回の課題は、禁断のセプテンバー(5.12c)の最終セクションを解決して上まで抜けること。ただ、禁セプ(5.12c)は、枯れ木(5.12d)・カーニバル(5.13b)という鬼岩の看板ルートと下部が重なっており、今回は結構順番待ちが大変だった。順番待ちがなければもうチョイ便数を出せたと思うが、結局3回半しかトライできなかった。でも、最後のトライで最終部分を解決してトップアウトできたので良しとしたい。トップアウトできなかったら、どうやって回収すべきか、かなりプレッシャーを感じていたけど、やっぱり何時ものことで、そういうプレッシャーが良い方向に向かってくれたようである。しかし、お買い得とはいえ5.12c、最後の最後であのトラバースが出来るか、しかも横方向に思いっきり run out して。東海地方は入梅したそうなので、春シーズンは行けても後一回、多分次回は秋。夏の間にバッチリトレーニング積んで、耐久力とムーブ力をつけて、秋に臨めたらなぁ…。RP懸かるときは、あの最後の run out は、痺れるよ、きっと。

クライマーには、ひっそり登るのが良いというタイプと、周りからの声援がバンバン来る方が良いというタイプの二通りがあると思うが、俺は典型的に後者。人工壁でも岩場でも、ビレイヤーと二人きりで登っていて良い結果を得られたためしがない。特に自分の知らない人が大勢いるほうが、更に力が出てくる。だから、メジャーな岩場の人気のルートが好きだ。人のいない、マイナーな岩場のマニアックなルートはダメ。順番待ちにめげず、頑張りましょう。