郡上八幡に行ってきた

この間の火曜日(8月4日)、久し振りに女房と休みが合ったので、二人で郡上八幡に鮎を食いに行ってきた。例によって写真は全く撮らなかったけど、中々満足な日帰りドライブだった。朝9時過ぎに富山を出発、11時半ぐらいだったかお昼前だったか、郡上八幡に到着。初めてETCを使ってみたけど、これは便利ですね。

着いてすぐに郡上八幡城に行く。戦後に天守を再建したものだけど、まぁ中々良い感じの城だ。天守の中は小さな展示場になっていて、築城時の城主遠藤家や江戸期の藩主青山家ゆかりの品や、山之内一豊の正室千代にまつわる話等の展示がある。天守最上階からの眺めは、中々良かった。奥美濃の要衝の一つ、って感じですかね。長良川と吉田川が要害を成し、堅守の城に見えますね。

それから、鮎を喰おうと観光ヤナに行ってみたんだけど、何黄昏ていてパス。上流のもう一つの方に行ってみると、営業していない。ヤナ場で鮎の塩焼きを5匹くらい喰う気満々だったんだけど、ちょっとがっくり。仕方がないので、市内の安養寺宝物殿のところにある駐車場に車を停め、街中の店に行くことにする。全く当てがなく、何処に行けば良いか分らないので、駐車場の店番のジィ様に聞いてみると、「新橋亭に行ってみたら。美味い鮎を食わす店だよ」と教えてもらった。結果、大正解だった。塩焼き・田楽・フライの3匹で3500円とは、かなり高いと思ったけど、それだけの値打ちは十分ある。鮎の性も焼き加減も申し分なし。久し振りに(初めてかも)美味い鮎を食った。俺の皿には、鮎の頭と背骨と尻尾が二つ(フライは丸かじり二口でお終い)残るのみ。満足だった。金に糸目をつけなければ、塩焼きを3匹にしてもらっても良かったかも。(まぁさすがにそれは思うだけか…)

その後市内を散歩して土産を買って帰途に着いた。そうだ、吉田川の新橋からの飛込みを見たぞ。あれは、ちょっと衝撃だ。橋から川面まで12mあるという。しかも川は増水していて激流だ。沢屋の常識でいうと、あの流れは落ちちゃイカンってところだと思うが、果敢に飛び込み、見事に激流を泳いで岸に上がっていた。川ガキ恐るべし!!である。

行くときはあまり気にならなかったけど、帰りはトンネルの長さにやっつけられてしまった。目がショボショボになってしまったので桜ヶ池で一休み。何と京都の連中が未だ合宿をやっていた。気合い入ってますね。

そんなこんなで家に着いたら夜8時くらい。ちょっと疲れたけど、久し振りにのんびりと良いドライブだった。う〜ん、あの鮎はもう一度食いたいなぁ…。今度はもっと若鮎の時期(6月の終りくらいか?)が良いかも。あと、土産を減らして自分用にウルカを買わないとね。