初秋の小川山

土・日(22・23日)と小川山に行ってきた。4年前の10月、一回行ったことがあるが、あの時はマダマダほんとの初心者だったわけで、今回は多少は登れるかも?と期待して行ったわけだが…。

ま、思ったことの10分の一も出来なかったけど、二日間とも天候に恵まれ、小川山を堪能してきました。花崗岩も良いかも。レギュラーを二日間五回も掛かってRPしたのは、内緒の話にしておかなくては。結局イレギュラーは触ることも出来ず。(他所に行こう、と言われたから)

二日目の一発目で登った卒業試験(5.10b)は、最高だった。初日の夕方、卒業試験のある岩場に行って、順番待ち(結局時間切れで順番回ってこなかった)しながらセンター試験(5.9?)を登り、そのあと、ずっと卒業試験を登る人を見ていた。前日、ムーブやホールド・スタンスを穴の開くほど見ていたからFLできたが、OSだとちょっと難しかったかもしれません。でも、卒業試験はホント良いルートですね。マラ岩を見下ろすロケーションが素晴らしいし、岩自体もきれいな一枚岩。うまいこと弱点が上まで繋がっていて、初級の人でも登れるグレードになっている。素晴らしかった。

卒業試験(5.10b)をFLして、レギュラーを恥ずかしながら二日掛かりでRP、その後で屋根の上のタジアン(5.9)。これで、クライミングを始めてから一番怖い思いをした。スラブ恐るべし。で、これで足が終わってしまった。ソールも減ったか?その後リバーサイドにエリアを移動してアウトオブバランス(5.9)をFLしたとき、足(爪先)が痛くて痛くて、もうこれ以上登れなくなってしまった。指も前腕も上腕も体幹も何ともなく、マダマダ登れるのに、足が終わって終了、とは初めての経験。そういえば、二日目なのに指も腕も体幹も何ともないってのも初めてかも。ま、もっと難しいのをやって指を酷使していれば違うんだろうけど。

そんな感じで、小川山の二日間は楽しく終了した。高速1000円のお蔭様で、安房トンネル松本経由よりもずっと楽に行けるし、小川山も良いかも。やっぱり、凝灰岩、石灰岩花崗岩それぞれ複数の5.12を登って初めて5.12クライマーを名乗れるんじゃないかな、と思うので、それを目標に岩場に行こうと思う。石灰岩はあと何回か行ければ目途がつきそうだが、花崗岩は程遠い。5.12どころか5.10代前半だし。ま、これで、当分クライミングの目標に困ることはないってもんだな。