俺はどうやら「依存症」らしい

ライミング中毒というかアドレナリン依存症というか、こうRPした瞬間の何ともいえない快感をまた再び味わいたくて、どうにも自分を抑えることが困難な状況です。今回、退院が日曜日まで延びて、ドクターとも「しばらくクライミングは控えたほうが良いですね」と自分で納得したんですが、もう一人の自分はその言葉を「土・日のどちらか、geckoならアップとチョー簡単トライ数本の計1時間以内、桜でリードならヌン掛け含めて2本以内なら、“控えた”うちだよな」と勝手に解釈していました。しばらくクライミングできないなんて、考えられません。どうにかしなくては…。

自分は、ようやく5.12台を何本か登れて、5.11台なら1・2日で登れるものもある、という程度のまぁなんちゃってクライマーなんですが、それでもしっかりと軽度ではありますが「中毒」に陥っているようです。大体同じような中毒症状は、「ゴルジュ・滝突破中毒」とか「粉中毒」(新雪をこよなく愛するバックカントリースキーヤーとかボーダーですね)とか、自分のようにフリーのスポートだけじゃなく、ボルダリングとかトラディショナルなスタイルの人とか、人工登攀を交えるものとか、高所の困難な登山とか、日本でも冬のバリエーションとかする人たち共通にあるようです。自分程度でもちょっとだけ将来のために我慢することが、実に困難です。実に困ったもんだ。なんか、化学療法を受けながらもタバコをやめられない肺癌患者を馬鹿にできないようです、はい。はぁ〜。