恵那でボルダリング

今年の初登り、恵那(笠置山)でボルダリングして来ました。実は、外岩でのボルダリングはこれが初めて。ボルダリングデビューです。

リードは、5.12前半を何とかRP出来るようになってきたんですが、それは、通い詰めてやっとかっと。「猫も杓子も」に引っかかってしまって、結局ワンテンで登れず。これはイカン、ムーブの限界を上げないと未来がない、と思ってボルダリングやってみることにしました。目標は「3級をサクっと登れること、打ち込んだら1級か初段に手が届くこと」です。その辺りまでムーブ力の限界を上げたら、今までよりずっと楽に5.12台前半を登れるようになるはず、通い詰めたら大台超えも??と思っています。

geckoから3時間半で着く恵那は、良い所でした。地元がボルダリングに来ることを理解し歓迎している。やんちゃでアウトロー的なモノは前世紀の遺物になって、こんな感じが全国の岩場に拡がれば良いなぁ、と思います。改めて開拓された地元のクライマーと小山田大は偉い(感謝してます)と思いました。記帳の所で「雪に気をつけて」と声を掛けられました。嬉しいですね。

アプローチの林道は、下の駐車場から上で圧雪が残り、4駆スタッドレスでないと危険です。林床には10cm程度積雪が残り、岩の上にも雪。トケビは巨大なツララでトライ不能でした。他にも雪・氷でトライ不能なものが幾つかあるようです。雪には足跡が全くなく、もしかすると今年初入山だったのかも知れません。

で、ボルダリングは時計台4級でスタート。のっけからどうやったら良いのか解りません。同行の将棋大魔王にアドバイスもらってなんとか完登。4級でこれでは、先が思いやられます。この系統は、ラインを見ていても、ムーブを全く思い描くことが出来ず、苦手です。

Lの岩に移動し、Lの岩右(4級)。これは登れるだろう、というか、こうやって登る、と言うのが一目瞭然。1トライ目は、ガバが浅くて落ちたけど、2トライ目でさっくり(マントルが雪で凍傷になるかとおもたけど)ゲット。geckoのオレンジテープ程度かな。一撃できなかったのが残念。気をよくして左(4級)にトライ。これはまったく出来ず。将棋大魔王も数度トライの末ようやくゲットしてました。これは、良い目標が出来ました。スタートから右にトラバースするところが、保持と体幹の強さを要求される。次回頑張ろう。

ウォールフラワーの岩に移動し、ウォールフラワー(3級)。核心で、チョークのついてないホールド使いましたが、ちょうど雑穀の岩場の「地獄行き」の出だしと同じようなムーブ、数度トライしたら解決してさっくり登れました。geckoの4級程度です。多分、3級では最もお買い得なんでしょう。3級登ったぞ、と言う感じはしませんでした。

で、同右の2級にトライ。出だし後の遠目の右手のカチが届きません。打ち込んで足位置考えて、ようやく届いて保持れるようになったんですが、それまで。その後の2手が出来ない。出来そうで出来ない。打ち込んだけど出来ない。次回、何とかリベンジしたいですね。

その後、ニゲラの辺りに移動したんですが、4級が出来なくなってしまって終了。風呂入ってメシ食ってgecko着が7時30分ごろ。いや、楽しかったです。若者がリードやらずにボルダリングに流れるのが解るような気がしました。ま、自分は両方とも楽しむことにします。両方やることで、両方とも限界を上げることが出来そうです。