今日は、待ちに待った入浴の日だ。
風呂場まで車椅子で行き、脱衣場で下車、椅子に坐ってパジャマを脱いで、壁を伝いながらケンケンで洗い場に下りる。われながら、良い根性だ。普通なら、介助してもらって何とかするんかなぁ。看護婦さんに介助してもらうのも良かったかも、等と中年独得の下らん妄想をいだきながら、久し振りに身体を洗う。湯船にも身体を沈めることが出来、満足。

介助無しでの入浴は、かなり危険なので、ケンケン入浴はあんまり真似しない方が良いと思う。下らん妄想が現実になって舞い上がるともっと危険かも知れんが、看護婦さんに介助を求める方が良いのではないか、と今にして思う。普通はどうしてるのかな?

さて、リハビリだが、絶好調である。松葉杖での階段昇降は、PTBギプスを巻いてから、ということだが、平坦地を歩くのはまぁ何とかなる。普通のメニューではすぐに飽きるし、ますます旺盛になってきた食欲を考えると、多少は身体に負荷のかかるトレーニングも必要だろう、ということで 腕立伏せ(大丈夫な足だけをつく)なんかを多少加える。もちろん荷重はまだまだ全く無し。足首はようやく90度まで行くか行かないか。足首を曲げると感じる、踵の疼痛は大分ましになってきている。