今日は、雑穀でクライミング。メンバーは前回(先週)と同じふくちゃん、かのうさん、Yさんと私。朝から墓参りを済ませ、30分遅れで雑穀岩場に到着、既に堰堤フェース(Cフェース)にトップロープを架けにふくちゃんが取り付いているところ。しばし見ていると、鮮やかに(十分な余裕を持って)登りきってロアーダウン、さすがです。
次いで、トップロープでYさん。中程にある核心部で諦めかけるが、ふくちゃんの適切なアドバイスがしたから飛んで、なんとかクリア。トップロープ2番手は、今さっき来たばかりの私。取り付きでもたつき、ちょっと思いやられる。登りは、思いやられるけど足の状態は驚くほど良い。良いだけに、自分の能力の無さがもろに判ってがっくし。
気を取り直して再びトライ、取り付きのもたつきをなんとかこなすと後は比較的スムーズ。核心部も2人分下から見ていたので、手順が判り易く、なんとなくクリア。だが、最後の2mで左手の木の枝が目に入ってしまい、ついついそいつを掴んでごぼー。沢で得意のパターンが出てしまう。まぁ、それでも楽しく一本目登りました。リードするには、ちょっと遠いかなと思うが、もう少し簡単なところからリードの練習をつんで行けば、手が届く範囲にありそうである。何よりも、足がかなり信頼できるようになっていることが嬉しい。力をかけても痛みが全くないぶん、筋力の低下をもろに感じるのはガックシだが、それを感じられるだけ加重できるのは嬉しい、と言う複雑な心境である。
そのあと、Bフェースの1ピッチ目左側の「がみがみスラブ(5.10)」を登る。ふくちゃんリードでチャレンジ、最後の一手で苦労するがクリア、やっぱさすがです。私はトップロープで挑んでみるが、前半の核心はクリアできるものの、最後の一手は無理で、右側の簡単なコース(マルチピッチで登るところ)に逃げざるを得ず。でも、ここなら練習すれば手が届きそう。そう思えるのが、回復の証で嬉しいもんでした。
最後は、「登龍門(5.11a)」。ふくちゃん、気合を入れてリードでスタート。先週はカレ自身、トップロープでなんとか登ったところ。下から見ていても、気合入りマクリなのが良く判る。核心でフォールしたが、リトライでトップロープを架けて来た。富山にいる間にノーフォール、ノーテンションで登りたいんでしょうネ。
さて、こんな感じでリハビリクライミングは少しずつ進歩しています。足の状態も先週の月曜日から実に良い感じ。Yさん(整形外科のドクター)いわく、「もう大丈夫でしょう。」と嬉しい一言。もう一息、頑張って行きたいですネ。