っちゅうわけで、本日退院しました。抜糸は週明けの月曜日と水曜日の二日間。月曜日の外来は、オニのように混みそうだな…。ふつう、術後7日から8日目に抜糸するんだが、自分の場合はちょっと慎重に10日目ということらしい。抜糸が済んだらしばらく自重しながら過ごし、徐々に全開に持って行かなくては。もうちょっと先は長い。

さて今回は、骨を繋いだりしたわけじゃないんで、術後は割りと楽だった。痛み止めの坐薬をもらったのは、手術した晩だけだけで、術後12時間ちょっと経過した29日の午後には歩いて(けっこう痛かったけど…)いた。月が変ったら抗生剤の点滴もなくなってヒマを持て余す。
持て余すヒマの解消法、まずは推理小説
病棟各階のデイルームには、テレビと20〜30冊程度の本が置いてあるんで、この中から推理小説を読む。自分は6階にいたんだけど、4階から7階まで遠征して15冊くらい読んでしまった。面白かったのは赤かぶ検事シリーズの「赤かぶ検事辞任す!」と森村誠一の「腐蝕花壇」で、あとはもう何もすることが無いから無理矢理読んでいたようなモノ。面白い本ってナカナカないもんですな。

次にテレビ
デイルームのテレビで朝から野球メジャーリーグの中継を見る。亀田の試合とか山本キッドの4秒koとか、あんまり普段はテレビを見ないんだが、まぁ割りと面白かった。

最後に google wikipedia サマサマ。
なんといってもこれが良かった。俺の携帯は2年前のやつなんで、3Gではありませぬ。でも www.google.com に繋いだら、自動的に google の携帯サイトに繋いでくれて、まぁ色々検索できちゃうわけ。で、検索結果をクリックすると、そこの html を携帯で読めるように変換してくれるわけだ。こいつは便利。携帯サイトでなくてもふつ〜の html ならバッチリ。

で、例えば メルキト とか ジャムカ とか検索したら、割りと最初の方で wikipedia の記述にヒットする。これを読むのが中々面白い。日経新聞の小説がチンギス・ハンの伝記なんで、これに出てくる部族の名前や人名や地名を wikipedia で調べながら次々とリンクを辿って行くとホント面白くて、あっというまに日付けが変ってしまうくらいだ。携帯サイトでなくても、フルブラウザを登載した最新の携帯でなくても楽しめてしまう google サマサマと好奇心を満たしてくれ時間をつぶしてくれる wikipedia サマサマ。この組み合わせには、ホント助かりました。いやしかし、ユーラシアの歴史って凄まじいもんなんですね。織田信長は日本史上では“魔王”の如くいわれてますけど、ユーラシアの歴史をかざる皆様は、何れも信長魔王が優しい子どもに見えるくらいの“大魔王”ぞろいですな。スゴすぎです。

それにしても news.yahoo.co.jp の携帯版のショボイこと。なんとかならんもんかね。ちょっと酷すぎ。最新ニューズを配信順に読んでいったら、スポーツ・芸能ばっか。いくら連休中とはいえ、あんまりだった。