40周年記念登山(剣集中)

会の記念行事で剣岳集中登山に参加。自分はまだ体力の自信がないので、一般登山道から。
土曜日に9名で室堂から入山。最初、大日を縦走して入ろう、とか、弥陀ヶ原を行こう、等と言っていたけど、結局アルペン村〜室堂直通バスで入山となった。
室堂は曇りで小雨交じり。カッパを着るか着ないか悩ましい感じ。何とか持っていた天気も、雷鳥沢の中ほどで、稲妻が真横に走り、猛烈な雹が振り出す荒れ模様に。平野部でも場所によっては警報が出る雷雨だったらしい。幸いしばらくで雷雨は小康状態になって、剣沢にテント張るころには日も差す空模様。テント設営時にあの雷雨だったら、ちょっとめげてたと思う。
テント張ってしまったら手持ち無沙汰。4時過ぎには宴会開始で、7時過ぎには寝てしまった。
日曜日は、明け方こそ雲が多めだったが、その後絶好の登山日和になる。テントの仲間8人は源次郎尾根縦走で、俺は一般登山道別山尾根から剣を目指す。軟弱者の自分であるが、それでも9時前には頂上についてしまい、手持ち無沙汰にみんなを待つ。早月尾根日帰り組(2人)は、予定より少し遅れて12時30分に到着。頂上からは源次郎2峰の懸垂下降で大渋滞しているのが見える。結局2時前に源次郎組が到着、記念撮影をしたら早々に下山開始。
源次郎組から3名と自分、日帰り組2名の計5名が馬場島目指し下山を急ぐ。早月小屋に4時過ぎ、ギリギリヘッドランプの世話にならずに馬場島に着けるか、微妙である。最後の力を振り絞って下山を急ぐ。自分は、何にもしてないので一番元気があるはずなのだが、頂上で昼寝をしたら、かえって力が出なくなってしまった。
松尾平に6時半到着、間に合いそうである。馬場島には7時ちょうどくらいかな、ギリギリで真っ暗になる前、良かった良かった。それにしても、源次郎から回ってきた3人は強い。うち2人が女性なんだな。きっと彼女らはこれをきっかけにどこに出ても恥ずかしくない「山女」になる予感。自分は、先週の薬師で少し戻った自信を打ち砕かれてしまって、がっくし。ま、筋肉痛が回復したら、少しは強くなれるかも。