冬の僧ヶ岳は遠かった…

土日は久しぶり(2年振りか?)の冬登山。行き先は僧ヶ岳でコースは宇奈月から。予定では宇奈月尾根ジャンクション辺りでテントして、僧ヶ岳アタック、翌日は烏帽子山から藪尾根を宇奈月方面に下る、そいつを1泊2日で行く、というなかなか意欲的なもの。

しかし、予定は未定で、山行前までの好天は何処に行ったのかという荒天、1400辺りでテントして宴会して戻ってきたという何とも楽しくもヘタレたものだった。それでも自分としては、歩けるのか?という心配が吹っ飛んでしまうくらいの元気ではあった。撤退地点は、1431m手前は細尾根で、ようやく冬山らしい気合の入る状態になってきた、とモチベーションがあがったところでリーダーから撤退宣言。細尾根手前の平坦地に戻って幕を張ることになった。

結果は、それで大正解だった。土曜から日曜の朝にかけては一晩で50cmの新雪。この新雪の降ったところで1431mより上の平坦地から撤退していたら、普通にヤバかったと思う。
テントで宴会して終わったようなもんだけど、歩けた、というのが一番の収穫だと思う。次回は、何処でも良いから頂上を踏みたいもんだ。