久し振りの沢登りで12時間行動、疲れた!!

土曜日は城端でチョロっとリード。暑くで湿っぽくて全然ダメ。日曜日は、午前中フレッシュテニスの試合(予選敗退、敗退組のトーナメントで2位)の後gecko。で、月曜日(海の日)に沢登りに行ってきました。

神通川の支流・井田川の更に支流・野積川は、猟師ヶ原取水堰発電所のずっと上流)の上流で右又を真川谷、左又を東又谷と分ける。今回辿ったルートは、東又谷を遡り、源流で県境尾根の支尾根を乗り越え、枝沢を下降、真川谷に下り、真川谷を下降し出発地点に戻る、というもの。メンバーは山岳会の沢キチ連中他俺を入れて6名。機関車オダ号は5年前に同じルートを辿ってはいるが、厳しかった一部分以外は、もうすっかり忘れたと言っている。俺も、5年前に東又は遡行したけど、真川谷は下降せずに遡行し白木峰に抜けている。同じく、入渓地点を含め、最初と核心の滝以外はすっかり忘れていた。

林道奥の取水堰に車を停めて出発したのが6時45分。暫く林道とその名残の踏み跡を辿り、簡易の橋が架かっている地点で入渓。その時点で、記憶が全くあやふや。後で思い出してみると、5年前に入渓したのは、ずっと下流だった。最初の7m滝を含め、たくさん滝が出てくる。概ね直に登るか、すぐ脇を登る。曲者の滝は、昔は1時間以上かけて巻いた記憶があるが、Dr.ヨネが両手両足ツッパリであっけなく突破、全員を引きずり上げて僅か15分ほどで通過してしまった。素晴らしい!!

稜線に向かう最後の詰めで出てくる塗り壁も、ボーダーTが軽く突破、やっぱり素晴らしい。で、稜線の藪にお昼頃に到着、と実に良いペース。これは、5時くらいには帰れるかな、と淡い期待。しかし、枝沢の本流への下降は思いのほか厳しく、懸垂下降を5回だか6回だか繰り返し、3時間余り掛かってしまった。

さて、真川谷本流の下降であるが、これは中々のものだ。一応難場は巻くことができるので、二進も三進も行かない、ってわけじゃないけど、ゴルジュも三枚滝もド迫力でした。最後のゴルジュ(遡行なら最初のゴルジュかな?)の手前(上流側)で、左岸にある踏み跡に上がることができた。この場所は、オダ号も覚えてくれていて、助かりました。しかし、この左岸の踏み跡ってのが曲者で、これが道カイナって代物です。足を踏み外したら、右側の谷底に真っ逆さま。まず、命はない。ところどころ、信頼できるか分らんようなお助けが残置してあるので、人は通っているらしい。そんなやばい道も1時間以上歩くと平坦になって、流れはすぐそこに来る。藪で不明瞭な道を歩くのが鬱陶しくなったので、流れに出て河原を10分か20分下ったら、東又谷に合流、右手に朝辿った林道に上がる踏み後があって、無事ゴール出来た。18時50分。

12時間行動の日帰り沢、というのを久し振りにやったら、二日たった今日も太ももが筋肉痛。昨日、geckoで軽く登ったら、だいぶ楽になったけど、それでもまだキツイです。でも、やっぱ沢登りは面白いですね。そして、フリーの技術はほとんど役に立ちません。ま、そこが又面白いところかも。次週は黒村谷って話が出てますけど、これも面白そうなので参加しようと思う。やっぱ夏は沢ですね!!