だんだん書くことがなくなってきた…

っつう訳で、術後の快復は順調だということでしょう。

木曜日は、会社の帰り道、新富町から歩いた。金曜日は、会社から家まで全部歩いた。約3.7km・45分あまり。土曜日は、午前中おふくろを連れて接骨院。俺は術後まだ間もないので施術はなしで、まぁおふくろの足をしたわけだ。午後から久しぶりにゲッコーに顔を出す。もちろん登ったわけじゃないよ。隊長はいなかった。日曜日は、ずっとグダグダと過ごし、年賀状を作成。DVDをいくつか借りてきた。そして入院以来始めてのビールを一口。久しぶりで美味かった。ビールを欲しい、という感じが嬉しかったね。で、今日も会社の帰り道を歩いた。43分。多少ペースを上げ、心拍数が少し増えてもまぁ大丈夫になってきた。

ざっとこんな感じで、今は劇的な何事も起こらず、身体だけは淡々と快復しています。元々自覚症状はない、むしろ自覚的にはきわめて健康で調子の良い身体だった訳なので、手術してどこが良くなったってことはないのです。むしろ手術したことで病人になった、ってことですかね。こんな状態でさえ、5年生存率は厳しいもんですね。あと、平均生存期間ってのもあって、これもなかなかシュールな数字です。まぁ生存期間は、発病時(発覚時か?)の年齢や全身状態にも十分左右されると思うから、この数字を機械的に自分に当てはめられるかってぇと、そうではないと思うのですが、それにしても、なかなかにアレな数字です。鳥インフルエンザよりはずっとましなんだろうけど、スペイン風邪よりはずっと厳しい数字だと思います。まぁある程度ゆっくり進む病気と、急性の病気の代表的なインフルを比べても意味無いって言われたらそれまでなんですけど。

今さっきテレビで、モンブラン一周トレイルランニングで70歳の爺ちゃんが根性で完走し、この後がんの手術を受けるんだ、なんて言ってましたけど、世の中いろんながん患者がいるもんです。がん以前に70歳でこのモンブラン一周を完走すること自体、どえらいことですね。なので、こんな爺ちゃんにはそう簡単には勝てないと思うけど、ま、俺もなかなかのもんだと自分で思っているんで、早いとこクライミングには復帰したいですねぇ。