クライミング競技国体北信越予選とその感想など

24日・25日は、国体のクライミング競技北信越予選でした。24日はボルダリングがgeckoで、25日はリードを桜ヶ池クライミングセンターで。猛暑の中、選手の方も役員の方も頑張って、何とか良い大会になったんではないか、と思います。山岳協会の準備・競技委員の方々は、ホント大変だったと思います。無事終了して良かった。

で、少し感想をしゃべってみよう。

1.もうちょっと選手層は何とかならんのか。

どのカテゴリもトップと下位の差が大きすぎて、なんかイマイチ。曲がりなりにも県予選を勝ち抜いた選手のはずなんで、普通はトップレベルの選手にあわせた課題で、盛り上がるはずなんだけどなぁ…。やっぱマイナーな競技なんですね。
2.リードは、午後からにしたらいかんの?
桜ヶ池クライミングセンターは、冬でも日差しさえあれば登れるように設計された施設なので、今の時期、午前中は燦燦と陽が差して、ステージは炎熱地獄。まぁ高校野球よりは随分マシなんだろうけど、お昼スタートにしても、時間的には十分だと思う。選手のパフォーマンスもスタッフの健康管理の面でも、絶対午後競技の方が良いと思うのだが…。これは、ジュニアオリンピックカップでもそう思うんだな。決勝なんて、日が暮れてからスポットライトに照らされてパフォームすると盛り上がるよねぇ。裏方は大変だけど、そろそろそんなのを考えても良い頃だと思う。まぁこれはリードに限った話ではなく、今の時期ならナイトがコンディションも良いし、盛り上がりも良いと思うのだ。

というかんじで、思うことはあるけど、良いコンペだったと思う。リード終了後、成年女子と少年男子の課題をトライさせてもらった。少年男子はともかく、成年女子の課題を二回トライして登れなかったのは、だいぶショック。いったん身体が酸素不足になると、前腕も急速にパンプして、身体もヨレて、戻らなくなる。手術前は、こんなことはなかったと思う。なので、まだまだ手術前の状態には復帰できてないけど、楽しくトライできたのは良かった。こんな感じで頑張って行けは、After The Rain なら登れる思うのだ。