恵那〜鳳来一人旅

ってなわけで、連休前半は27日(土)恵那〜28日(日)鳳来・鬼岩一人旅行ってきました。恵那では、ミゾレ交じり・アラレ交じりのにわか雨に降られるし、鬼岩では寒くて凍えそうになるし、なかなかハードな二日間でありました。

以下、ちょっと長いです。短めに纏めるのがどうも苦手です。
27日(土)恵那笠置山電波等尾根エリア。つくる返しの岩でモアブ(2Q)をゲット。前回の宿題を片付けました。マットが一枚しかないので、何処にどう敷くか迷ったんですが、まぁ最後の方に敷いておきました。1トライ目で登る気満々だったんだけど、失敗。やっぱ最後の方のムーブを数回確認してから再トライ。これで登れました。身体が元気なら、ホールドもムーブも何の問題もありません。登れるムーブを見つける過程で疲労するとダメらしい。疲労しても同じように登れるようになりたいものです。

次は、トケビ岩の裏、ハクタク(2Q)。前回、懸案事項だったスタートを解決済みの物件です。これもイタダキです。しかし、前回のようにスタートするも一手目に届かず。気合が足りません。気合を入れなおしてやってみたら、届きました。これでイタダキか、と思ったんですが、想定していたホールドが想定外の悪さだったので、いったん降りました。

もう一回オブザベーションしてみるも、やっぱあれをカチって左手を出すしかない、後は気持ちの問題か…、と言う結論に達したので、再トライ。この時点でだれもこの岩の周辺にはいません。マットも自分の一枚のみ。高さは、あれ10m近いのか?心臓が高鳴ります。いやこの緊張、大好きです。

スタートも無事切って4手目、足位置をとっさに低くして身体を岩に貼り付けたらバチ効きでした。次、左手で、想定していたガバであろうホールドを取りにいくも届きません。焦らず、その一つ下を押さえて、あとは流れのまま。気がつくと、フリーソロ状態です。ホールドはまぁ概ねガバだし、スタンスもあるし傾斜も寝てるんで、何てことはないのですが、高さが高さです。落ちたらシャレでは済みません。最後、リップを取ったときには、思わず叫んでしまいました。やった。

それから今度はダイハク(1D)にトライしたんですが、前回よりは一手進んだだけで、ハクタクとのリンクの数手に進めません。雪交じりの雨も降るし、風もめちゃくちゃ冷たいし、日差しもなくなるし、頑張っても10分以上休まないと次のトライが出来なくなるし、今回は諦めて宿題に。

28日(日)は鳳来・鬼岩でリード。駐車場で入善FCS軍団(軍団長は居なかったけど)と会って、一緒に登ることに。ちょうど向こうは5人だったんで、素人最強のIさんと組むことになりました。まぁ彼よりも弱いプロはいくらでも居るという、とんでもないツヨツヨです。

で、懸案の猫も杓子も(5.12c)を何とかしたかったのですが…。まず、岩が冷たすぎます。この時期ではありえない冷たさ。しかも河原エリアは風の通り道で、いるだけで凍えてしまいます。そして、体調が悪い。先週から風邪引きで、喘鳴鳴り止まず、時々大きく咳き込んで痰が切れる、と言う状態。昨日のボルダリングではあまり気にならなかったのですが、リードではどうにも行けません。それでも筋トレで3便出したのですが、テン山でトップアウトしたのが3便目のみ。Iさんは枯れ木のフェースを2ゲキという、スーパー振りでした。いや凄いわ。

ということで、鳳来は連休後半にまた頑張ります。さすがにそれまでには、上気道の炎症も収まってるでしょう。このツアーまでには治っている予定だったんですが、ちょっと見通しが甘かった。ただ、もう治りかけてるんで、3日のガンコ、4日の鬼岩は良いクライミングをしたいものです。