打谷(小川、負釣山)


今シーズンの最後(多分)の沢は小川の打谷。中又を中谷と言うそうだが、そいつを遡行し負釣山に至るコースを選ぶ。メンバーは機関車オダ号とキイチさん。ともに強力である。ナニゲに地形図を拡げて行こうと思った谷だが、どうやら名うての険谷らしい。さて、行けるのか?

写真提供は、何時もの如くオダ号です。ほんと、ありがとうございます。例によって f にあげました。よろしかったらご覧下さい。見たら、是非行ってみて下さい。期待を裏切りません。ついでに、右又や左又、上部本流(左又?)も良いかもネ。
っちゅうことで、行って来ました、打谷(小川)。f にあげた地図の「これに乗れるか?」にほぼ乗ったんだけど、もうちょい北側で稜線に出た。
噂に違わぬ険谷でした。いきなり、7mほどの直登むりぽ、という立派なカマを持った滝の歓迎ではじまり、高巻きの連続の大滝連瀑布、楽しいけれど、際どいのもあった小滝の連瀑布、突っ張りで越える幅2m未満のゴルジュ、極めつけは200mに及ぶかと言う稜線まで続くスラブの岩壁。もち、最後の岩壁は脇の(右側)草付きを巻くように登ったわけだが、これがまた悪い。
要所要所でキイチさんの百戦錬磨ぶりが光り、眩しいくらいだった。自分は、マダマダと思った次第。でも、楽しかったです。やっぱ沢登りだネ、と思う。

骨折からの回復が遅く、一時は「山はもう無理かも」と思う時期もあったが、ヨクゾ回復してくれました、俺の右足。救助してくれた県警山岳警備隊の方々、名人芸でピックアップしてくれたヘリのパイロット、会の仲間の皆さん、女房殿に家族のみんな、本当に感謝します。ありがとう!!1年半掛かったけど、これで完全に治りましたです。

なので、来シーズンも良い沢登りを楽しむよ。スキーは、財布が許してくれそうにないんで、もうしばらくお預けだな。