次は何処に行こう…

次は何処に行こう、なんて思うのは久し振り。JOCクライミングを見たらガンガン登りたくなったけど、沢の写真見ると沢も行きたくなる。身体は一つしかないし、沢靴は新しいのが必要だし(もうリソールは無理だろう)、ロープも限界近いので買わないといかんし、財布は心細い限り、思い悩む秋になるかも。

9月には鳳来も始まるんだけど、それでも小黒部谷には行っておきたい。黒部の谷は、身体にも財布にも厳しいので、なんとなく敬遠してきたけど、小黒部は少なくとも財布には優しい。ブナクラの取水口から赤谷山・猫又山の登山道(2万5千図には記載されていない)を乗越まで登って、向こう側、折尾谷を下降すると、小黒部谷の中流部広河原。その辺りで泊まって翌日核心ゴルジュを遡行して、大窓谷を登ると大窓、下ったら白萩川取水口に出られる。おー、交通費は上市と馬場島の往復車代だけ、なんと素晴らしい谷だ。

黒部の谷では例外的に財布に優しい小黒部谷。その他にそんなのは、音谷宇奈月まで車で行って、負釣山の登山口に車を回しておけば、何と経済的。トロッコの世話にも後立山に抜けてどうやって富山に帰ろうか悩まなくてもok。突き上げた頂上から負釣山までの僅かの稜線が最後の藪コギ核心かな。

あとは、弥太蔵谷か。稜線抜けてうまく越道に降りる谷を捉えなきゃならんのだろうけど、そうしたら小川温泉元湯に車を回しておくことで、お代は車代だけ。そりゃ、尾沼谷も財布にちょー優しいのだが、多分こっちは身体にちょー厳しい。恐らく俺には無理だろう。

というわけで、音谷に行って見たいなぁ、と思う今日この頃。1泊だし鳳来真っ盛りと重なるし、もう少しクライミングしてからかなぁ。ずっと東の方の、金山谷とかアイサワ谷とかも凄く気になってるし、笹小俣谷から黒菱山ってのもヨサゲなんだけど…。身体は一つ、財布は心細いこと限りない自分には、何処までできるんだろう。