初カサメリ

土曜日は、初めて瑞牆・カサメリ沢の岩場。将棋大魔王とO井と俺の3人。午前3時20分集合場所出発。眠い…。

瑞牆山キャンプ場は何かしっとりしている。ちょっと歩いて不動沢を渡って岩場に着いたら、岩はべちゃべちゃ。取り敢えず姉御岩に行ってぞうりむし(5.11a)にトライすることに。

出だしが出来ない。何回か失敗した後、プリクリしてボディジャムで登ったら行けた。上部核心の下で、エイと捉えたホールドがヌレヌレで思わずテンション。まぁ出だし失敗してるんでもうオンサイトではないけど。で、上部の核心が出来ない。何度も何度もトライして何とか抜ける。

少し休んで実質二便目。最初にテンションしたところは、想定とはちょっと違うムーブで抜ける。鍵となるホールドが乾きかけていて、さっきより持てたから現場合わせで行ってしまった。で、核心。想定では、左のカンテを持ってクリップ、クリップ、クリッ?あれ?届かん。仕方が無くクリップは諦めて、核心こなしてから腰クリップで凌いだ。あの上でもう一捻りあったら落ちてたかも。まぁそこは5.11a、なんとかRP。夏の終わりには、この岩の看板ルート、「金のわらじ」を何とか登りたいもんである。

モツランドに移動。めんたいこ(5.11b)にトライ。O井は、マスタースタイルオンサイト。俺は、彼のムーブ・ホールドをガン見してせめてFLを狙う…が、いかんせん、身体のサイズが違いすぎて、彼のムーブでは全くダメ。で敢え無くFL失敗。全然違うホールドでムーブを解明して二便目、RPしました。ま、11bなんで、それなりに通常使うもの以外のホールドやスタンスはあるもんです。

O井はオリーブ(5.11c)二ゲキ、将棋大魔王はポパイ(5.11d)二ゲキ、となかなか調子良さそう。俺は、イレブン二本でだいぶおなか一杯。疲れて眠かった。でも、順番廻ってくるからレーザーエッジにトライしたものの、敢え無く撃沈。エクステンションのオリーブのムーブを探りに上がるも、危うく抜けられないところだった。核心のムーブが全く出来ない。何とかお助けの中継ホールドを見つけて抜けたものの、これはもう一回トライする元気がないので、回収して終了とした。O井はなんと最後にプラチナム(5.11c)をムーブ解明して終了していた。俺も次回は、オリーブとプラチナムとできたらポパイをやらねば。

初めての岩場はワクワクして楽しい。カサメリは、良い課題がたくさんあって、イレブンが充実していて、少し夏の間は通わねばならん。求む一緒に行く人。

鬼岩で目が覚めた!!

土・日は一人で恵那 → 鳳来と遠征してきました。土曜日は、へなへなのよわよわで、いったいどうしたことかと言うくらい酷い内容。日曜日は、鬼岩で猫も杓子もにトライ、結果はダメだったけど、なんかこれは登らなければ、と改めて思い、行って良かったと思いました。

去年の秋から少しずつ登れるものが出てきて、今年の春シーズンでは恵那で2Qを一日に二本登ったり、がんこでホフマン教授を登れたり、雑穀の岩場でスーパークラックやジョーズが登れたり、ちょっと良い気持になっていたんですが、やっぱベースは全然上がってなかったです。恵那では、まさかの4Q二本敗退。結局、岩場に身体が馴染まないと、何もできないんですね。

日曜日は鳳来に転進、鬼岩で猫も杓子もにトライしました。手術の後、本格的に登れるようになってからずっとトライしている課題です。去年は、もう半手でRPまで追い込んだんですが、未だ登れません。1トライ目は、トラバースにも入れず、核心のムーブもできず。2トライ目でようやくテンション掛けながらも革新のムーブをこなしてトップアウト。3トライ目でようやくトラバースが繋がって核心の入り口まで。でも、うすカチ取りでフォール。4トライ目でうすカチを保持って左手を出そうというところまで行ったけど、結局そこでフォール。

3トライしたところで、時間も押してきたんで帰ろうかと思ったんですが、たとえ今日RP出来なくても、このまま4トライ目を出さずに帰ったら、それこそ完全に負け犬(負けネコか?)になると思って、レスト足らなかったけど4トライ目を出しました。で、それが一番形になっていた。

4トライ目で目が覚めました。やっぱり、猫シャクは自分にとって絶対乗り越えなければいけない通過点なんだと。と言うわけで、また2回に一回は鬼に行こうと思います。岩場でお会いしたら、よろしくたのみます。

やっと登れたぜ、ジョーズ君!!

土曜日は城端でリード・トレーニングしてきたが、日曜日は良い天気に晴れたので雑穀に行ってきた。土曜の降水量がだいぶ激しかったみたいで、朝方は壁がべったり濡れていたそうな。まぁコンディションはともかく、アレだけ良い天気ならやっぱ岩を触りたいよね。

本日の目当てはジョーズ(5.10+)。おらっちゃろっくの右側のクラックを豪快に登るこの岩場の看板ルートの一つ。雑穀の岩場に行ったら、イヤでも目に付く三つのクラックのうちの一つ。(でも、全部ボルト打ってあります。生粋のクラッカー様にはごめんなさい状態かも…)

この日は、岩場に着いたら車が20台くらい。今まで見たこともないような賑わい。富山労山の面子、金沢組、学生など等大勢のクライマーがそれぞれの課題に取り付いていて、なかなか良い感じ。

ジョーズはマスターで行くのが怖かったから、ジョーズ見学をアップがてらに登って、ロアダウンしながらジョーズにドローを掛ける。ついでに、ホールドやスタンスを確認、大体のムーヴを頭に思い描いておく。まぁ、以前一度取り付いてみて、棒にも端にも引っかからなかったので、既にOSもFLもないから、良いのである。

1トライ目。テラスからレイバックに入るところは、頑張れば出来ることがわかった。が、その次のピンにクリップしようと体勢を整えたと思った瞬間、スリップしてフォール、ロープが伸びて軽くテラスに着地。うーん、しくった。気を取り直して、今度は慎重にクリップ。あとは、ホールド・スタンスを確認しつつ、テンション入れつつ最終ピンまでクリップ、そこで降りてきた。

例によって昼飯を食ってから2トライ目。レイバック入った後のクリップを慎重にこなし、後はさっき確認したからまぁ大丈夫。でも、これは相当疲れる。最後の局面を慎重にこなして終了点テラスにマントリング、無事RPできました。岩場で応援してくれた皆さん、ありがとう。登り応えのある良い課題でした。

気持ちよく登ったので終了したんだけど、おっしーがアタックナンバーワンにトライ中だということを忘れていて、全部回収してしまった。おっしーごめん。でも、おっしーも無事アタックナンバーワンをRPしたみたいで良かった。

さて、次回雑穀で何しよう。アタックナンバーワンがえらくカッコ良く見えたから、やってみたい気持ちもあるけど、5.11台で地固めするかな。となると、雑穀物語とかテスとか、何だかムリゲーばっか、思い浮かんじゃうんだけど悩みどころ…。ま、梅雨が明けるまであと何回か雑穀に行きます。

−−−注意−−−
クラッカーでない、普通のスポートの人で、スポート5.11台後半をサックリ解決できない人が安易にジョーズに取り付くと、危険です。レイバックの入り口は、4番でプロテクション取ると、安心です。私はナチュプロ持ってないし使えないので、使っていません。ただ、危険なのはここだけで、あとはとくに危険な個所はないです。ぐいぐい行くのみです。また、ボルト打ってありますけど、本来ナチュプロで登るルートなのかも知れません。
−−−注意ここまで−−−

久し振りの桜ヶ池クライミングセンター

この土日は遠征なし。両日とも城端の桜ヶ池クライミングセンターで登りました。去年の秋というか夏以来。ホールド換えの後何回か行って以来。土曜日は山岳会のMさんと、日曜日は一人で行って常連さんたちと。

土曜日は、
左稼赤 5.10c ○ アップ。意外に悪い。5.10dで良いんじゃない?
左稼青 5.11b ○ マスターで。意外に悪くてびびった。でも適正。
左稼黄 5.11c ×× 二回目は終了点取れず。まぁ俺が弱い。
右稼緑 5.11a ○ これは比較的簡単。
右稼紫 5.11c ×○ これはなかなか厳しかった。
右稼青 5.10b ○ クールダウン
の8本。以上全部+10度のノーマル設定。
日曜日は
ノーマル設定(全体を+10度)で
右稼青 5.10b ○ アップ
右稼緑 5.11a ○ アップ二本目
ここで壁を倒す。全体+15度&上部さらに+25度。
右稼紫 5.12c × 話の外
右稼緑 5.12a × ワンテン。もう一頑張りするべきだった、反省。
右稼青 5.11b ○ これは簡単。
壁を元もノーマル設定に戻し
左稼緑 5.11b ○ 落ちかけたが、根性で持ちこたえてRP。
右稼黄 5.11d ○ マスターで。登った記憶が全くない。実質OSか?

右稼 → 右稼働壁 左稼 → 左稼働壁

土曜日はシケシケだったけど、今日は今の時期にしてはカラリとしていた。梅雨から夏にかけては、また城端で登り込まなくては。

まとめて更新

3週分まとめて更新。

5月25日は雑穀でエンジョイクライミング。色白でチャーミングなゲッコー会員のKさんと富大医学部の秀才トビ君と、まぁ楽しく登りました。26日は山岳会のN君とMさんの三人で鳳来がんこ。相変わらずホフマン教授(5.12a)はダメ。なかなかの嵌りっぷりです。

6月1日は午前中仕事で夕方雑穀。見学のみ。2日は山岳会Mさんと鳳来がんこ。一体何回通ったらホフマンは登らせてもらえるんでしょう。一応、凹角部分も完全に解明して、何時でもRP出来るはずなのに、よわよわ。しかし、レストポイントで完全にレスト出来ることが分かったんで、来週こそは…。

6月8・9日は一人で鳳来。8日はがんこで9日は鬼岩。両日で二つの宿題を片付ける気満々。春シーズンまさにラストチャンス。何時もの下道ルートで、鳳来手前で工事中につき迂回せよと言われてビビる。深夜、全く知らない道を小一時間、10km以上余計に走らされて、何とか仮眠場所に到着。こういうときはナビがあれば良いなぁ、と思う。

がんこでは、Fさんと登る予定がFさん体調不良により友達のKさんとその連れの若い女の子と登る。

一発目、まずドロー掛けでRPを狙うがあえなく撃沈。通して行くとハングからのトラバースの一手が遠い。左のロックオフが甘くなって、身体が壁から離れるのだ。ハングドッグして残りを掛けるも9ピン目が悪すぎる。観察すると、9ピン目飛ばして失敗しても、何処にもぶつからないだろうということを確信したんで、RP便ではこれを飛ばすことにする。そのときは5m以上落ちそうだけど、まぁKさんのビレーなら大丈夫だろう。

で、RP便。3ピン目手前で手順を間違えてロス。5ピン目Zクリップでロス。こらアカンわ降りて仕切りなおすわ、と思ったがKさんから「大丈夫、落ち着いて行け!!」と声がかかる。気を取り直してレストポイントへ。レスト後、ハング取りは実に楽。トラバースの一手は相変わらず通すと遠い。落ちそうになったが辛うじて指先がかかったので、指歩きでガバをキャッチ、あとは勢い。当然9ピン目は飛ばす。凹角で何時もの乗り込みが出来なかったけど、現場合わせで突破する。10ピン目にロープをかけてRPを確信、最後は叫びながらマントル返して登りました。

ホント久し振りの充実感。ビレーしてくれたKさん、これまで何度もガンコに付き合ってくれたMさん、Tさん、岩場で応援してくれたクライマーの方々、色々アドバイスくれたモナさんほか、ホントにありがとう。

で、日曜日は鬼岩に上がる。1時間20分もかかってしまった。入門で落ちかける。今度は女性のKさんにビレーしてもらって猫に取り付くも、いったいこの身体の重さは何、と言う感じで、2便目は、猫にトライ始めてから最低最悪の登り。これは、このままトライしてたら怪我すると思って、自分の登りは諦めた。やっぱり前日のRPのダメージは、そうそう簡単に抜けるもんじゃないということ。それから、ホフマンのついでに登れるほど猫は甘くないということ。(当たり前か)

というわけで、またいろいろ登り込んで猫シャクやりに鬼岩に上がることにする。また、がんこならがんこで、新たな5.12台にトライする。韋駄天にも行きたいし、鳳来はまだまだ行っても行っても行き足りないね。

五月晴れの雑穀の岩場

今日の午前中、業界のソフトボール大会、というとんでもない行事で、せっかくのクライミング遠征日和をつぶされてしまったが、お昼前で身体が空いたので、一人で雑穀の岩場へ。前日、山岳会のYさんと約束していたし、Tさんからも「雑穀行く」とメールもらったんで、まぁ軽く登れるだろう、と行ってみた。行ったら、山岳部Nもきて、福井・石川勢もいて、なかなか賑わっていた。

松ノ木フェースで、甦るスラブ2、repu さんが見事オンサイト!!のあと、トップロープをセットしてアップ。それから、富山ブラックをFL。上部、ちょっと悪かったけど、何とかFLできたんで良し。

おらっちゃろっくに戻って、山岳部Nバットマンをやってもらうため、ドロー掛け。カンテの回り込みで危うく落ちかけて足ブラになる。何とか耐えたが、ああいうバランシーなのは、まぁ苦手。山岳部N、頑張ったけどカンテを回り込めず。ちょっとしたコツなんだけど、それを掴むのは自分自身、まぁ頑張れ。

スーパークラックのトライを見学したり、小川山へ行こうを見学したり、まったりとしていたら、あっという間に夕方。最後にバットマンを回収して終了。今日は、富山ブラックのFLだけだったが、まぁのんびりと岩に触れたから良かった。来週の鳳来はガツンと気合を入れる予定。マジ天気頼むよ。

1Qを一日、っつうのは遠いなぁ…

土曜の雨がハンパなかったので、鳳来は断念し、多少なりとも雨がましだったフクベに行くことに。メンバーは、山岳会のTさんMさんとN君で俺の4人。41号線〜360号線〜ひだせせらぎ街道〜156線という下道で行ってみた。4時間程度で着いたので、これからフクベは、よほどのことがない限り、行きは下道決定。

福井のFさんと現地待ち合わせしたのは良いが、エリアが良くわからない。ずっと進んで、郡上市にまで行ってしまった。ずっと戻って何とか無事合流。まずは、大すらぶ岩。アップで6Qをやる。いきなり湿ったスタンスでズリっと滑って一撃逃す。幸先悪い。

ミニハイカラでKIWAを打ってみる。どっかぶりのガバなんで、俺のエリアのはずなんだけど、出だしからなんか遠いし振られる。何とかスタンスとムーヴを見つけて上部に到達したものの、そのころには身体が終わっていて、マントルの核心をトライできない。何ともしょぼい内容でがっくり。まぁでも、そこまでの行き方はわかったんで、多分次回にはゲットできるはず。一日でお持ち帰りしてやろうと思っていたけど、なかなかそうは問屋が卸してくれなんだ。

カチロックに移動し、トリックをやってみる。が…、あれはむりげー。アレがもし出来るなら、その前にKIWAのような1Qをあと二・三本登れてる。そのくらい無理。

すぐ近くのトラバースの3Qをやってみるも、これがなかなか足が悪くて苦戦。何とかムーヴは見出したものの、やはり身体が終わっていてゲットできず。しょっく。

口直しにUFOに移動。しかし、宇宙1が登れない。仕方が無いので、宇宙2をゲットしておく。辛うじて3Q1本。手ぶらではなかったので、まぁ妥協しておいた。その後、宇宙3をみんな(富山勢ばかり10名以上)で打つ。俺も仲間に入れてもらったが、中間部で何度も落ちた。身体が元気なら多分最後の部分までは行ける。が、そこから先はちょっと無理っぽかった。それでも、大勢で打ちまくるのは、ボルダリングならではの楽しみで、良かった。

くたくたになって7時前に終了。帰りは、高速を使った。その後、1週間身体は回復せず、最後の打ち込みが如何にアホな所業だったか…。雨上がりで状態を少し心配したけど、全く問題なく、初めてのフクベ、だいぶしょっぱかったけど思いっきり楽しめた。次回は、KIWAを絶対ゲットしないといかんのだ。